ケイマ掛かりに対する一間バサミ 1

hosijyoseki_007.jpg
今回は白のケイマに対して黒が一間バサミ
その後、白が3三に入ってきた場合です







 方向の異なる2パターン
 ヒラキがあるかないかで
 どちらにするか判断が必要です

 【左】
   ヒラキがない場合
   まずはさえぎります
   その後は一本道
 【右上】
   ヒラキがある場合
   押さえる方向はこちらから
   これが基本です
   他の変化は後ほど







 上図【左上】のその後の変化です
 
 【左上】
   黒12でF16と白1をかかえるのは
   固すぎるので
   黒12のケイマと打ちます
 【右下】
   黒が手を抜き
   白が白25と仕掛けてきた場合
   冷静に連絡し戦います







 白が押してきた場合の変化です
 切る場所によって変化することに注意
 「切りたい逆を切る」と
 「切った石を取る」は格言の一つです
 
 【左上】
   こちらの方が黒良しとされています
   黒10とキリ、捨石にします
   黒12とまたキリ、これも捨石です
   黒18と守るところまで
   黒の厚みが良いです
 【右上】
   こちらは黒不満とされています
   黒28で左とは逆を切ります
   黒30、32で2目は取れますが
   ※黒32を打たないと2目は取れません
   黒20の石と離されてしまいます







 前図の黒厚み作戦に対して
 白が抵抗した場合ですが

 【左上】
   白15で1目を取らずに、出てきます
   以下は黒22まで
   黒は受けているだけで地ができます
   中央の白はまだ生きていません
   黒はこの中央の石を攻めます
   伸び合いは、このように
   相手より頭出しているのが良いです

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